見落とせない歯に関する手術前~手術後基礎知識。
次に実際に外科的矯正を行うにあたって流れを説明します。まずは、主治医との綿密なコミュニケーションから治療は始ります。治療方法は個人によって違うので自分に合った治療方法を主治医と相談して決めましょう。レントゲンを撮ったり、実際の噛み合わせを伝えたりして、間違いがない手術ができるようにしましょう。そして、手術では全身麻酔をかけて行います。片方のあごで1時間~2時間、両方のあごで4時間~5時間の手術が一般的です。この時間は主治医の経験によっても変わってきます。手術中は全身麻酔のため痛みはありませんが、術後は痛みを伴う方が多いようです。しかし、耐えられないほどの痛みではないので安心してください。術後の治療は、1週間くらい顎間固定が必要になります。顎間固定中は雑菌が入らないよう経口の流動食か、鼻カテーテルによる経過管栄養食での栄養摂取になります。また、手術後は顔が丸く腫れてしまいます。これは、メスをいれる手術なので仕方がないことです。この腫れは必ずひくので安心してください。術後2~3日が腫れのピークであることが多いです。腫れが完全に引くまでは2週間前後かかりますが、術後3カ月~半年くらいで、顔の脂肪がついてきて、筋肉も発達し、望み通りの顔立ち・噛み合わせになります。もともとの噛み合わせが悪かった人ほどここでの変化に驚くことでしょう。手術中、手術後はつらいことがたくさんあると思いますが、この時は時手術して良かったと思うでしょう。